「誰だ。バンドリ 丸山彩 コスプレ衣装お前」「名乗る必要は無いな。強いて言えば今からお前を殺す男だ！」殺す、か。ただのチンピラじゃないな。登場の仕方が異質だ。なにより只者じゃない。呪力に似た何かを感じるな。「灰になって消えちまえや！」男がそう言うと、何も無かった家の壁から火山口の様なものが現れる。やはりだ。一般人じゃない。日菜を守りながら交戦するには少々、いやかなり分が悪い。しかしこの火山口は一体、ドガァン！！「へっ。消し炭になっちまったか？大したこともねーし、仲間に引き入れろなんて嫌に決まってんだろうよ。あ、女も燃えちまったか？しゃーねーけど自力で男探すしか無、」「誰が大したことも無いんだ？三流」「へぇー。やっぱ普通じゃねぇな、ガキ」「アンタもな。仲間ってことは組織か？この炎の火力からして最近の放火魔はアンタで間違いなさそうだな」「よく頭の回るガキだな。だが、これならどうだ？防ぎきってみろ！ガキ！」今度はキモイ虫のようなものを出してきたな。当たるとどうなるか、、「日菜、怖いかもしんねぇけどできるだけ動かないでくれ。気を回しながらは中々キツそうでな」「わかったよー！」「怖くないのか？この状況。多分だけどアイツお前も狙ってるぞ？」「うーん、怖くは無いかな。零くんがいるし」変わってんな、こいつ。だがこっちにとっては好都合。アイツに集中できる分安全性も増す。 『ひマリー』、ゴー！ 上原 ひまり コス衣装なんて考えてるうちに虫が突進してくる。「これ、当たるとどうなる？」「さあな？」、、、音？ドゴォン！！爆発か、、多彩なやつだな。「音と爆発の２段構成ね、、見た目の割に多彩なんだな」「へへっ！減らず口も程々にしとけ！」「零くん！後ろ！」「まだだぜ！オラ！」バキィ！ボォォォォ！男は俺の頭に火をつけたあと、背中に張り手を入れ体に火をつける。しかし、無限に阻まれ俺に当たることは無い。「はっ。少しは期待したんだが、所詮はガキ。経験も実力も、ましてや理想が足りん」
